顔ぶれが豪華ですよね~。鼻息荒く挑むつもりでしたが、ばっさり返り討ちにあい続けて意気消沈。途中からは普通に楽しみながら読むことにしちゃいました。難易度高いっす。
「ガラスの檻の殺人」
犯人当てを書き慣れてるな、と感じさせる有栖川さん。事件現場の設定、キャラクター、凶器の行方、どれをとってもそつがありません。
「蝶番の問題」
フーダニットを読む場合、論理+動機で考えるんですが、この作品だけは動機が見えません~。それに、犯人当てとしてはアンフェアな気がしないでもない。正解率が最も低いのも当然? 小説としてならそれなりに楽しめるんですけどね。(吉祥院・桂島コンビ)
「二つの凶器」
麻耶さんは読者に考えるのを諦めさせるのが得意ですよね。この作品も途中で考えるのが嫌になっちゃった。でも、思ったより正統派。(木更津悠也)
「十五分間の出来事」
他の作品と比べると幾分軽めな印象でした。霧舎さんはキャラで読ませるタイプだと思ってるので、シリーズものでこそ本領を発揮するのでは?
「漂流者」
この作品が一番好きー。犯人当てとしては変り種で、犯人ではない人物を当てるという趣向がミソ。思わず苦笑いのラストも最高でした。
「ヒュドラ第十の首」
論理の展開といい、ひねり具合といい、犯人当てとして楽しむには最高の逸品。6作中正答率が最も高いのは、フェアであることの証でしょう。(法月綸太郎)
謎の著者座談会「わたしは誰でしょう?」は、読んだ後「ダ・ヴィンチ 8月号」で答え合わせ。こちらはヒントがいっぱいだったので、全問正解でした。
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