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バベル島

08/01/19 (土) 23:13 [ 日本人作家(や-わ行) ]

バベル島 (光文社文庫)
若竹七海「バベル島」光文社文庫
満足度:★★★

単行本未収録で、ホラー的要素を含む11編を収録した短編集。

全て20世紀中に書かれたのに、今までまとめられてなかったことが意外です。他にもまだまだ未収録の短編がありそうですね。
「のぞき梅」はラストで二度ぞくっときました。梅はめでたくて健康にも良いイメージなのに、ホラーでも全く違和感ないもんですね。「人柱」は一条風太が懐かしい。「バベル島」は短い作品なのにスケールがでかい。葉村寅吉ってもしや・・・?
独立した短編でどれも短かったせいか、なんとなく物足りない感じ。それに、やっぱり神出鬼没な彦坂夏見がいないとつまらないなぁ(笑) でも、相変わらずと言うか流石と言うか、人の悪意(毒)を描くのは巧い。

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